水死体アタック25


大乱闘!芸能人クイズ王決定戦!
~お母さん、俺、明日からクイズ王だから・・・~


司会 『さぁ 始まりました、芸能人クイズ王決定戦!
本日は芸能界ナンバーワンの頭脳と言われる
クイズ王、宇治原さんにお越し頂いています』



よろしくお願いします



『これから登場する様々な芸能人の方が、
宇治原さんとクイズ王の座をかけ、真剣勝負をするということですが・・・熱い戦いになりそうですね!』



そうですね、胸がワクワ・・・


『もういい黙れ!では、挑戦者の皆様に登場してもらいましょう!!!!!!!!!!

挑戦者の・・・入場です!!!!!!!!!!!!!!』




「ごめんくさい! またまたくさい! あ~クサッ」


「ごめんください!桑原和子です!お入りください・・・ありがとう」


「許してやったらどうや?」




極上のポンコツですやん



「たっしっかに!!!!見事なポンコツ集団ですね!!!!!!
さあ皆さん!!席についてください!早く座れクソども!!!!!!」



え、僕はこんなゴミと戦うんですか?



「いいえ!まだまだ登場していただきますよ!!
天才頭脳を持った、あのマジック界のヒーロー達が登場だ~っ!!!!」





「ワタシ!中国ハ広島のウマレアルヨ!!」



「はい、お嬢ちゃんね~、いい子ね~。
ここで驚かなかったらもう驚くところないよ~」



「・・・。」





病んではる



「いやね、病んではらへんねんて。
病んではりませんねや。これがお仕事ですねや。」


いや病んでるってこれは・・・まずプロデューサーが病んでる・・・
町内会の催しですらこんな地味なメンバー集まらない・・・

ていうか完全に僕の圧勝じゃないですか・・・!!!!
ナメんなよ、クイズをナメんなゲロカスの雑草どもが!!!!!!!!!!!



「おっと宇治原さん、勝負の前から強気な姿勢!!!
では、最初のクイズ・・・の前に!!!!!
大・サービス!!!!超簡単な練習問題です!!!!!!!!」


『問題。サッカーのJリーグで、千葉県を本拠地としているチームは
2つあります。ジェフユナイテッド千葉と、どこでしょう?』


ピンポーン


司会「桑原和子さん!!!!!!」



「ラモス瑠偉?」


「ブーーーーーーーーーッワァカ!!死ね!!!!!!!!!!!」


『問題。弦楽四重奏とは、バイオリンが2つ、ビオラと
あと1つ何と言う楽器からなる合奏でしょう? 』


ピンポーン


司会「辻本茂雄さん!!!!!!!!!!!!!!」



「ポコポコヘッド?」


「死ねクソバカーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」






「以上で練習問題は終わりですが、ご安心ください!!!!!
はじめは初級の問題をご用意しております!!!!!
小学生レベルからのスタートです!!!!!」



まあ、楽勝ですけど頑張ります



「それでは本番、クイズ芸能人決定戦、スタート!!!!!!」


『問題。 ドイツの科学者オットー・ゲーリケが行った銅で出来た2つの半球を使って真空の存在を証明した実験のことを当時ゲーリケが市長を務めていた町の名前を取って何というでしょう?』



は?



ピンポーン




「マクデブルクの半球?」

『正解ー!!!!!!!!!!!!!!!!』



『問題。部屋の時計が全て9時5分で止められている事で知られる宮殿で、かつては大統領の執務室として用いられたトルコのイスタンブールにある建物は何でしょう?』


えっえっ



「ドルマバフチェ宮殿?」
『正解ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



『問題。小さな人間には偉大な人間の考えは分からないということを
4種類の鳥を使った中国の故事から何というでしょう?』


「 燕雀いずくんぞ 鴻鵠の志を 知らんや
(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや) 」

『正解!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



『問題。映画『ローマの休日』にも登場する観光名所「真実の口」がある教会の名前は何でしょう?』


「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会?」
『正解!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



『問題。 19世紀初頭に活躍し 当時「一流」と呼ばれたプロイセンの軍事学者で近代戦争の特質を示した『戦争論』の著者は誰でしょう?』


「カール・フォン・クラウゼヴィッツ」
『正解!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



お前らキャラ守れよ!!!!!!!!!
そんな簡単に脱ぐなよ!!!!!語尾とかさあ!!!!!


『問題。太陽系にある5つの準惑星は何でしょう?全てお答えください』


「冥王星 エリス ケレス マケマケ ハウ・・・」
『正解!!!!もう食い気味に正解!!!絶対正解!!!!!!』



『では、最後の問題です。
西洋人に多いとされる、ある数字を極端に嫌う恐怖症の一種をギリシャ語・・・』



・・・トリスカイデカフォビア!!!!!!!



『・・・・で・す・がぁ~~~~~~(怒)』



あ、すみません・・・



『西洋人に多いとされる、ある数字を極端に嫌う恐怖症の一種を
ギリシャ語でトリスカイデカフォビア、と、言・い・ま・す・がぁ(怒)

このトリスカイデカフォビアをあらわす数字はいったい何でしょうか?』



ピンポーン



「・・・。」



あ、アイツ喋れへん奴や!よっしゃ!!



「・・・。」
『トランプマンさん、早くお答えください!!!!!!!』




「・・・・パラパラッ」



『おおっ~~~~~~~~っと!!!!!!
トランプマンさん、それは・・・そのカードは・・・!!!!!!!』



・・・(ゴクリ)



『K!!!!!!!!キングのカード!!!!つまり『13』!!!!!!!!
そうです、正解は『13』です!!!!!!!!!!!!!!!!
「4」を怖がるのは「テトラフォビア」、
「13」を避けるのは「トリスカイデカフォビア」で正解です!!!』



「・・・よしっ」



『では、西洋でもう1つ忌避されている数字の「666」恐怖症のことを、
ギリシャ語でなんというか・・・わかる方いらっしゃいますか?』


(カッチ カッチ カッチ カッチ)



『やっぱり・・・これは少々難問でしたかね?』


ピンポーン


『桑原和子さん!!!!!!!』



う~ん、自信ないねんけど・・・



「ヘクサコシオイヘクセコンタヘクサフォビア?」
『正解!!!!!!!!!!!!!!!!!」